情報誌げんぱつ

原発問題住民運動全国連絡センターが発行する情報誌「げんぱつ」の最新号を紹介します。

「げんぱつ」は、毎月1回発行されています。年間購読料は送料込みで3000円です(1部 300円)。

 最新号は、こちらから参照できます。

 2018年6号の主な内容は次の通りです。

1ページ:「原発ゼロ」福島県で実現へ 東電 福島第二原発4基の廃炉表明について、原住連伊東達也筆頭代表委員が『確認もって再稼働反対、原発ゼロに取り組もうと』との見解を表明した。

 1ページにはその全文が掲載されているが、PDFファイルの参照は、こちらからできる。

2ページ:「原発再稼働反対の民意を反映した県政運営を求めて」と題して、新潟大学名誉教授・立石雅昭氏が、新潟県知事選挙を総括する一文を寄せている。原発立地自治体と周辺では、野党統一候補池田ちか子氏が勝利したこと、新潟県知事選挙の投票日のNHK出口調査では73%の有権者が「柏崎刈羽原発の再稼働には反対、どちらかと言えば反対」と答えていたこと、さらに花角陣営は、選挙戦の終盤では「米山知事の政策を受け継ぐ」と表明し、投票日に配布された新潟日報一面広告では「脱原発社会をめざします」「新潟県の3つの検証が終わるまでは再稼働の議論はしません」とうたっていたことも明らかにされた。

 立入雅昭氏(原住連代表委員)の訴えは、こちら(PDF)から参照できる。

3ページ:原発事故に被災した双葉郡の8町村の小学校と中学校の現状があきらかになった。8町村の小中学校に通学する児童・生徒数は、震災前の6432人に対して、2018年度は531人(8.3%)にとどまっている。児童生徒数が10人前後の学校も珍しくない。石井賢一双葉郡教育長は、8町村の現実は多様だが、子どものことではつながれるとして、みんなで支え合い、ともに見守っていきたいと述べている。

▼ 共同通信が行ったアンケートの結果から、30km圏内の全国自治体調査で、茨城県が東海第二原発(日本原子力発電)の再稼働問題で、事前同意の対象自治体を広げた安全協定を結んだことに対して、6割の自治体が「妥当」「どちらかといえば妥当」と評価していることがわかった。周辺自治体からは、「原子力災害対策への義務だけ負わされて.稼働に関して意見を言う権利を認めないのは筋が通らない」などの意見が出ていた。

4ページ:「核燃料サイクル政策から撤退を」「プルとニュウム保管量の上限設定等は意味がない」 日本は使用済みの核燃料の全量再処理政策をとってきたため、大量のプルトニュウムを保有しており、日本の核武装や核テロを懸念する声があがっている。高速増殖炉・もんじゅの廃炉決定、六ヶ所村の再処理工場は竣工延期を23回も重ねており、核燃料サイクルは完全に行き詰まっている。核燃料サイクル政策からの撤退以外に道はない。

▼原子力規制委員会は、東海再処理施設の廃止決定を認可し、70年の工期と約1兆円の経費を見込んでいる。1981年に本格運転を開始したが、繰り返し事故やトラブルが発生して廃止決定に至った。

▼福島第一原発事故をめぐって東京電力幹部が過失致死罪で強制起訴された裁判で、元原子力規制委員会の委員長代理だっ島崎邦彦東大名誉教授(地震学)が証言して、地震調査推進本部が2002年に公表した長期予測の重要性について証言し、これに基づいた対策をとっていれば福島原発事故は防ぐことが出来たと証言した。また、東電社員も、津波対策の必要性を武藤副社長に説明したと証言した。

5ページ:アメリカと北朝鮮が史上初の首脳会談をおこなったことについて、共同声明を掲載して、経過と今後の展望について解説した記事を掲載している。

6ページ:「各地からの便り」が掲載されています。 5月30日、原発ゼロをめざす鹿児島県民の会は、「川内原発1号機の再稼働中止」を求める申し入れをおこなった。

▼6月16日に、玄海原発4号機の再稼働に抗議する県民が、県内各地から約100人が玄海原発前に集まった。参加者が、それぞれ抗議文を手渡そうとしたが、九州電力は受け取りを拒否した。

▼5月30日、東海第二原発の運転延長に反対する集会が、茨城県常陸太田市内でおこなわれた。村上達也・元雄東海村村長が講演して、東海第二原発が東日本大震災では、過酷事故寸前の事態に陥っていた事実を明らかにして、廃炉を求めて来た経過を説明した。村上達也氏は、東海村など周辺の5市が日本原子力発電と結んだ新協定の権限行使や再稼働反対を首長にせまる住民運動の前身を呼びかけた。

7ページ:4月の原発事故や点検作業について、6件をとりあげている。

8ページ:書評『決断のとき--トモダチ作戦と涙の基金」小泉純一郎、取材・構成 常井健一 集英社新書

     原発問題の解説『無謀な原発推進力が、既存産業にない以上路線を後押し』

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