住宅無償打ち切りに抗議行動

 福島県は3月31日で、避難指示区域外から全国に避難している人たち(自主避難者)に対する住宅無償提供を打ち切った。福島県によると、打ち切り対象は2016年10月末現在で1万524世帯の1万6600人、首都圏の1都6県では2187世帯にのぼる。3月31日には、国会前の抗議集会には130人が参加し「被害者を切り捨てるな」などのシュプレヒコールをおこなった。福島県庁には約10人が訪れ、無償提供の継続を求める文書を提出して要請した。東京都庁では、避難者団体「ひなん生活を守る会」代表の鴨下拓也さんらが、長期無償提供を求める署名を提出しました。署名は総計、8万7000人に達しています。