福島事故の検証ない原発再稼働はありえない      全国交流集会in柏崎集会

 原発問題住民運動連絡センター(原住連)は、11月11日に新潟県柏崎市の柏崎産業文化会館で、「福島原発事故の検証がない原発再稼働はありえない」とする全国交流集会を開催しました。

 北海道から鹿児島県まで、全国の原発問題住民運動に取り組んでいる120人が参加しました。集会では、当面する住民運動の6つのスローガンが掲げられました

  ① 福島事故の原因、事故の影響、避難計画の3つの検証がない原発再稼働はありえない。

  ② 原発依存から再生可能エネルギーへの転換を

  ③ 原発事故被災者の”切り捨て”反対! 汚染水の海洋放出反対!

  ④ 国と電力会社は原発開発の負の遺産に真摯に向き合え(高レベル廃棄物、使用済み燃料など)

  ⑤ 核燃料サイクルから撤退せよ!

  ⑥ 「原発ゼロ基本法案」の早期制定を!

 来賓として藤野保史・日本共産党衆議院議員、長尾ゆり・原発なくす全国連絡会(全労連副議長)、小林昭三・日本科学者会議(新潟大学名誉教授)が挨拶しました。

 原住連30周年記念講演では池内了・名古屋大学名誉教授が、現在とりくんでいる「新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会」の委員長としての活動を踏まえて「福島事故の検証、何をどのように検証するか、地元自治体に問われるもの」と題して一時間におよぶ講演がありました。

 また現地・新潟からは、新潟県の検証委員会委員でもある立石雅昭・原住連・幹事代表委員(新潟大学名誉教授)から「検証なくして再稼働はありえない」と題する報告がありました。

 会場参加者と池内氏と立石氏との間で,質疑応答も行われました。

 原住連を代表して伊東達也筆頭代表委員から、この一年間の活動をまとめて「全国交流集会in柏崎」への問題提起が行われました。伊東筆頭代表委員の報告レジメは、こちらから参照できます(PDF)。

 各地からの報告や質疑では、北海道、宮城県、福島県、新潟県、茨城県、群馬県、東京都、福井県、鹿児島県の方々から報告・発言がありました。

 前日の10日(土)には、柏崎市と刈羽村の江戸時代から利用し始めた石油・天然ガスなどのエネルギー活用の歴史と現在の小水力発電や汚水処理場での再生可能エネルギーの活用などのに関する現地調査をおこない、原発より自然エネルギーの方が町の仕事を増やし発展につながることを学びました。

 集会の最後に、現地実行委員会から「柏崎からのアピール」が提案され、参加者の拍手で採択されました。柏崎からのアピールは、こちらから参照できます。

2018年11月17日