原発ゼロ基本法の制定めざし、署名運動などの大運動に取り組もう

 原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換をめざすオンライン・シンポジウムが11月28日におこなわれました。原発をなくす全国連絡会と公害・地球環境問題懇談会が主催しました。

 原住連(原発問題住民運動全国連絡センター)の栁町秀一地味局長が、原発の七重の潜在的危険として、①技術上の危険、②政治上の危険、③経済上の危険、④地質上の危険、⑤地理上の危険、⑥行政上の危険、⑦営業上の危険を指摘し、福島第一原発の事故となって顕在化していると述べました。

 地球・環境問題懇談会の奥田さが子さんは「中学・高校うう・大学での出前講座の経験から若い人たちへの働きかけの大切さについて語りました。原子力資料情報室の松久保肇さんは原発維持のために10年間で15兆円も投じられている問題を告発しました。原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の三上元さんは原発基本法の国会審議に応じない与党の動きから国会外での野党共闘の重要性を強調しました。原発をなくす全国連絡会の木下興さんは原発ゼロ基本法の制定を求める請願署名を呼びかけました。

 関係資料は「原発をなくす全国連絡会」のホームページを参照して下さい。