汚染水の海洋放出を撤回し抜本対策と廃炉の最終的姿を明確にせよ  岩淵参議院議員が追及

 日本共産党の岩淵参議院議員は、福島原発の放射能汚染処理水を減らすための抜本的な対策を要求して海洋放出の撤回を求め、さらに廃炉の最終的な姿を国会で議論して、核燃料デブリの処理や処理水放出と合わせて検討すべきであると追及しました。

 岩淵議員は、原発汚染水の発生量と原発敷地の降雨量の推移をまとめて、原子炉建屋への流入水量と流入経路を明確にするよう要求しました。東電の小早川社長は、1日当たり140トンの汚染水が流入していると述べたが、流入経路の内訳は評価できていないと答弁しました。汚染水を増やさないためのあらゆる手立てが必要で有り、抜本的な対策を求めました。また、政府が廃炉完了時の状態を明確にせずに、汚染水の海洋放出を急ぐのは許されないと批判し、廃炉工程と安全重視の廃炉作業を明確に法律で決めるべきだと追及しました。岩淵議員の国会での追及は、(こちら)から参照できます。