原住連総会と交流集会

「老朽化原発・全ての原発の廃炉を求める全国交流集会 in 敦賀」(2024年9月22日))

 

原住連の活動と当面する課題(第37回全国総会・交流集会(2024年3月31日)への報告要旨 (全文はこちら)) 

●福島第1原発事故は終わっていないが原発動向を考える大前提

①今なお避難者5万人以上が故郷に戻れていない
②故郷に戻れる生活環境と、戻れない人には支援策を
③福島復興に冷水を浴びせる汚染水処理水の海洋放出の中止を
➃廃炉作業の安全対策に万全を
⑤「中長期ロードマップ」の抜本見直しを

●能登半島地震の教訓
①甚大な被害をもたらした能登半島地震
②能登原発・珠洲原発が建設されていれば大事だった

岸田文雄政権の「原発回帰」はありえないこと
①「原発回帰」は国と電力会社の原発災害の加害責任の回避
②「原発回帰」は、日本の原発の危険を格段に増幅させる
③福島原発事故について「国の責任を否定」した最高裁判所の不当判決(22年6月17日)に後押しされた「原発回帰」宣言
➃岸田首相の「原発回帰」宣言の原点は自民党総裁選

●ドイツは「原発ゼロ」と日本の「原発回帰」の対照
①ドイツは「原発ゼロ」を実現
②日本の福島第一原発事故を起こしながら「原発回帰」は不合理

●住民運動の課題
「原発ゼロ」運動、「核廃絶」運動、「憲法9条を守る」運動のトライアングル運動
①この3つの運動は、戦後に国民運動として取り組まれている
②原住連の任務は、「原発ゼロ」運動に取り組むー”草の根”対話を基礎に
③能登半島地震を教訓に、地震列島の原発の危険を大いに語ろう

●原発ゼロ」と「再生可能エネルギー」への転換
①日本の将来エネルギーは「原発回帰」をやめさせ、再生可能エネルギー開発への転換する道を拓くこと
②「脱炭素」社会に向けて、再生エネルギー開発への転換を
③岸田政権の「原発回帰」は再生エネルギー開発の最大の障壁
➃「再生エネルギー・蓄電・省エネルギー」社会の実現を

●原住連の主体的強化


全国集会で選出された代表委員(37回)   

役 職 名 氏  名
 筆頭代表委員  持田 繁義(新潟県)
 代表委員(幹事)  伊東 達也(福島県)
 代表委員(幹事)  立石 雅昭(新潟県)
 代表委員(幹事)  木下  興(民医連) 
 代表委員(幹事・事務局長)  栁町 秀一( 埼玉県)

 

 代表委員 堀 一(北海道)     (青森) 中島 廉(宮城)
  同上 大川正治(群馬) 越路南行(群馬) 小林栄次(茨城)
  同上 林 広員(福井) 山本雅彦(福井) 岡村哲志(静岡)
  同上 唐沢克昭(三重) 橋本武人(和歌山)     (大阪)
  同上 和田 宰 (愛媛) 井上 勝博(鹿児島) 小山 国治(自治労連)
  同上     (医労連)      (全教)