情報誌げんぱつ

原発問題住民運動全国連絡センターが発行する情報誌「げんぱつ」の最新号を紹介します。

「げんぱつ」は8ページ編集で毎月1回発行、年間購読料(送料込み)は3000円です(1部 300円)。

最新号の1ページは、(こちら )から参照できます。

1ページ: 福島第一原発事故の被災地である福島県楢葉町にある宝鏡寺でおこなわれた「核兵器廃絶」「原発ゼロ」「世界平和」を求める集会が、開催された。集会の模様を報告する記事である。

2ページ: 宝鏡寺に灯されている非核の火は、「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」を結ぶ平和の灯である。核兵器開発と原発開発は、補完関係にある。非核の火は、核兵器・核艦船開発と原発開発の遺産を象徴するものとなっている。

▼ IPCC報告 地球温暖化は、人間が生み出した危機と断定 20年以内に1.5度上昇すれば、熱波8.6倍、豪雨1.5倍に

3ページ 福島原発事故・津島訴訟の福島地裁郡山支部判決で、「原発事故は防げた 国と東電は10億円の損害賠償を支払え」の勝利判決があった。判決内容を詳しく報告している。

▼ 広島原爆の「黒い雨」訴訟で、国が上告を断念した。原告全員に被爆者手帳を交付した。

▼ 「日本原燃の六ヶ所再処理工場の完成は、2022年度は困難だ」と、原子力規制委員会の更田委員長が述べた。

4ページ: 敦賀原発2号機について、原子力規制委員会は再稼働に必要な審査を中断することを決めた。日本原子力発電(株)は、敦賀2号機の原子炉建屋直下の断層について、日本原電は地層に関するデータを規制委員会に無断で書きかえた。書き換えは18ヶ所に及んでいるという信じがたい事態をまねいている。

▼ 経産省は、原発廃棄物輸出規制を見直しをすすめ、海外業者に委託できるようにした。放射性廃棄物に関する国際条約では、「放射性廃棄物は、発生した国において処分されるべきである。」としている。経産省は、円滑に廃炉を進めるために必要な見直しだ」と強調している。

▼ 日本原子力開発機構は、廃止措置中の東海再処理施設(東海村)で、高レベル放射制廃液のガラス固化処理を、2年ぶりに再開した。

5ページ: 原爆投下76年 広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長が、核兵器禁止条約参加を訴えた。

▼ 核兵器禁止条約の批准は55カ国になっている。

▼ アメリカのテネシー州では、バイデン政権に対して、核兵器禁止条約への署名と批准を求める市民の集会とデモ行進がおこなわれた。広島原爆を製造した拠点施設がある町で核兵器廃絶の声をあげている。

6ページ: 各地からの便り

▼ 8月16日に、NGOなどの80団体は、外務省に対して「福島第一原発事故の避難者の状況についての調査」について、国連特別報告者の原発事故避難者調査を受け入れるように要請した。

 国連避難民の人権に関する特別報告者であるセシリア・ヒメネス・ダマリー氏は、2018年8月から訪日調査を要請しているにもかかわらず、日本政府は受け入れていない。

▼ 環境団体は、各政党に対して、今年の総選挙の争点として「気候変動・エネルギー・原発政策を選挙公約・争点」にかかげるように要望した。

▼ 8月11日に「川内原発1号機の再稼働から6年になるのに合わせて、20年延長運転反対、廃炉を求める抗議集会」を開催した。主催団体は「ストップ川内原発-3・11鹿児島県実行委員会」である。

7ページ: 7月の原発関係の事故や動きなど

① 東京電力・柏崎刈羽原発で、消火設備配管の溶接工事不備が30ヶ所あった。1200ヶ所のうち400ヶ所を調査してみつかったものである。

② 関西電力・美浜原発3号機が、40年を超える老朽原発として再稼働した。しかし、テロ対策工事が完成していないので10月に派稼働停止に陥る。

③ 青森県六ヶ所村のむつ中間貯蔵施設は、操業開始時期を2021年から2023年に延期する。延期は3回目。

④ 東電・福島第一原発事故前の対策について、福島原発株主訴訟で武黒元副社長は、「許されるレベルだ」と主張した。

⑤ 福島第一原発で、保線土壌を保管していた角形タンクから放射性物質が漏れ出し、構内の川に流出していた。

⑥ 日本原電・敦賀原発で、地質データを書きかえて規制委員会の審査に対応しようとしていたことが発覚した。

⑦ 東電・柏崎刈羽原発で、原発テロ対策工事の不備が続いて発生している問題で、規制委員会は東電本社に立ち入り調査をおこなった。

⑧ 原子力規制委員会は、日本のプルトニウム保有が41.4トンであることを明らかにした。

⑨ 九州電力・減配原発の審査で、規制委員会は基準地震動の再審査が必要と判断した。

 

8ページ:書評 『福島の甲状腺検査と過剰診断』  

               高野徹、緑川早苗、大津留晶、菊地誠、児玉一八 共著  あけび書房

               福島県の子どもたちを守るために、検査のあり方を提案

▼ 原発問題の解説 : 原発の日本立地の七重の潜在的危険  まとめ           

 

 2021年3月号 「非核の火 記念特集号(全8ページ)」は、
こちら)から参照できます。

 記念碑と記念式典参会者の写真は。(こちら)から参照できます。

 

********「げんぱつ」のバックナンバー ********

下記の「げんぱつ」のバックナンバー(1ページ目)を参照できます。下線部をクリックして下さい。

2021年: 1月、 2月、 3月、 4月、 5月、 6月、 7月、 8月、 9月、 10月、 11月、 12月

2020年: 1月、 2月、 3月、 4月、 5月 、 6月、 7月、 8月、 9月、 10月、 11月、 12月

2019年: 1月、  2月、 3月、 4月、 5月、 6月、 7月、 8月、 9月、  10月、 11月、 12

2018年: 1月、 2月 、 3月 、 4月 、 5月、 6月 、 7月、 8月、 9月、 10月11月12月

2017年: 1月、 2月、 3月、 4月 、 5月、 6月 、 7月、 8月 、 9月 、 10月11月12月