情報誌げんぱつ

原発問題住民運動全国連絡センターが発行する情報誌「げんぱつ」の最新号を紹介します。

「げんぱつ」は8ページ編集で毎月1回発行、年間購読料(送料込み)は3000円です(1部 300円)。

最新号の1ページは、(こちら )から参照できます。

1ページ: 土地利用規制法が成立 政府に歯止めのない調査権限を与える、基地や原発周辺、国境や離島などの住民を監視する法律が日本共産党と立憲民主党の反対を押し切って成立した。詳細は、上記のげんぱつ6月号1ページを参照してください。

2ページ: 6月15日の朝日新聞は、福島県内50市町村長の「処理水の海洋放出アンケート結果」を報じた。福島第一原発の放射能汚染処理水の海洋放出について、「容認できる」はゼロ」「どちらかといえば容認できる」は5人で、「無回答」は14人だった。「容認できない」は7人、「どちらかといえば容認できない」は34人と圧倒的多数になった。

 ▼ 自民党の山本拓衆議院議員(68才)は、「地下水や雨水が原子炉建屋に流れ込んで汚染水となっているのは、対策が不十分だから」と指摘している。他の自民党議員も「国民をだましている?」と苦々しく思っている。

3ページ:柏崎刈羽原発で、ずさん工事があとを絶たず。今度は安全工事72ヶ所が完了していなかった事実が判明した。東電は、2021年1月には、「工事は完了した。」と発表していた。橋田東電新潟本社代表は「本当に申し訳なく思っている」と陳謝したが、配管工事貫通部の約8000ヶ所のチェックをすすめているが、目視で確認できない2700ヶ所に地手は、今後も調査を続けると言っている。福島第一原発事故を起こした東電は、原発運転の資格がないことを、あらためて示している。

▼ 混迷深める東芝 経産省と一体になって「もの言う株主対策」をおこなってきたという違法行為が明らかになっている。

4ページ: 核兵器を保有する9カ国の各関連予算が、年額8兆円にのぼっている。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が、6月7日に調査結果を発表した。最多はアメリカの374億ドル、中国は101億ドル、ロシアは80億ドル、イギリスは62億ドルとなっている。

▼ 世界の軍事費は、2.6%増加して,2020年は213兆円にのぼっていることが、ストックホルム国際平和研究所から発表された。1位のアメリカは7780億ドル、中国は2520億ドル、インドは729億ドル、ロシアが617億ドル、イギリスは592億ドルである。

▼ アメリカのニューメキシコ州のジョン・ウエスター大司教は、アメリカの核兵器開発拠点となってきたロス・アラモス研究所の役割について、道義的責任があると指摘して、議論が必要だと述べた。

5ページ: 5月22日にニューヨークタイムズがアメリカ国防総省の秘密報告書を、国防総省職員で核戦略専門家のダニエル・エルズバーグ氏が入手した機密文書をもとに報道した。1958年当時の第二次台湾海峡危機では、アメリカ太平洋軍司令官は、台湾を軍事支援する為に、中国本土への核先制攻撃の許可を求めていたことを暴露した。今回の機密文書は、当時のアメリカ軍当局者が核の報復攻撃を覚悟しても、核の先制攻撃をためらわない考えを示している。

▼ 中国原発で放射能漏れかとアメリカCNNが報道。台山原発は、欧州加圧水型軽水炉(EPR)でフランス電力は6月14日の声明で、「稼働している2基のうち、1号機原子炉格納容器内の一次冷却水系で希ガスの濃度の上昇を確認した。」と発表した。

6ページ: 各地からの便り

▼ 「原発ゼロ基本法署名」13万8764筆を提出  第7回原発ゼロをめざす運動全国交流&署名提出集会が、6月10日に衆議院議員会館会議室で開催された。第一部の署名集会では、れいわ新撰組、社会民主党、日本共産党、立憲民主党から参加した衆議院・参議院の議員が挨拶をした。「原発再稼働をめぐる裁判の動向」と題して、元福井地裁裁判長の樋口英明さんが講演した。第二部では、福島をはじめ各地の取り組みが報告された。

▼ 「原発いらない金曜行動実行委員会」は、官邸前抗議行動を復活させた。作家の落合啓子さんが「責任をとる人が責任をとるまで行動を続けるのが民主主義、運動を続けていきましょう。」と呼びかけた。

▼ 東北電力・女川原発2号機の再稼働をめぐって、石巻市民17人が、「実効性に欠ける避難計画であり、再稼働を差し止めよ」と提訴した。

7ページ: 5月の原発関係の事故や動きなど

① 太陽光発電関係会社の融資詐欺について、東京地検特捜部が社長らを逮捕した。

② G7季候・環境相会議で、日本は石炭火力全廃提案に反対した。

③ 原子力規制委員会は、ネット不正侵入で認証情報を盗まれた。

④ 東電福島第一原発で汚染処理装置の汚染した吸水材の保管コンテナが腐食し、汚染した液体が漏洩した。

⑤ 東電福島第二原発で、核物質防護区域のテロ対策不備や管理不十分、所定の検査を怠っていたことが判明した。

⑥ 関電が、高浜原発1号機などの老朽原発再稼働に向けて動き出している。

 

8ページ:書評 『この原発を動かしてよいのか? 新潟県原発検証委員会をめぐって』  

               『世界 6月号』   池内了 論文  出版社 岩波書店

  柏崎刈羽原発は1号機が1985年に稼働を開始して97年には7号機が稼働している。

 福島原発事故に直面して原発事故検証委員会を発足させたが、三つの検証委員会は重大局面を迎えている。この論文の概要は、(こちら)から参照できます。

▼ 原発問題の基礎知識 : 原発の日本立地の七重の潜在的危険  営業上、事故発生でも運転停止しない危険

           

 

 2021年3月号 「非核の火 記念特集号(全8ページ)」は、
こちら)から参照できます。

 記念碑と記念式典参会者の写真は。(こちら)から参照できます。

 

********「げんぱつ」のバックナンバー ********

下記の「げんぱつ」のバックナンバー(1ページ目)を参照できます。下線部をクリックして下さい。

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