福島を忘れない3・9全国集会 上野公園野外ステージに1300人が参加

 2019年3月9日(土)、「福島を忘れない 3・9全国集会 市民と野党の共同で原発ゼロへ」(主催 原発をなくす全国連絡会)が、上野恩賜公園野外ステージで開催されました。

 1300人の参加者は集会後、「原発ゼロは未来の希望」「なくせ原発」「原発再稼働反対」などのプラカードを掲げてパレードをしました。

 主催者挨拶をした小田川義和全労連議長は、安倍政権の原発推進政策を厳しく糾弾し、野党が統一して提案している原発ゼロ法案を実現する運動を広げようと訴えました。この集会のメインスピーチに立った原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟幹事(元静岡県湖西市長)の三上元さんは「原発輸出をやめ、原発から手を引いてこそ経済も発展」と語りました。

 福島県から200人が参加し、楢葉町から避難している女性(25才)は「震災のことを忘れてはいけない、福島に戻り原発をなくす運動をしている。東電や国の被災者切り捨てを許さず、声を上げ続けます」と訴えました。村上達也・元東海村村長は「東海第二原発の再稼働ストップ」の力強い決意を述べました。

 連帯挨拶で、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんが「原発ゼロを求めて安倍政権に圧力をかけようと」と訴え、さよなら原発1000万人アクションの井上年弘さんは「いまや原発廃炉の時代です。政転換に向け大きな声をあげよう」と呼びかけました。日本共産党の山添拓、岩淵友参議院議員が激励の挨拶をしました。

 3・9集会のアピールは、こちら から参照できます。