火山灰想定の再審査を 関電の3原発に規制委員会が命令 

 6月19日、原子力規制委員会は関西電力の美浜、大飯、高浜の3原発7基で、これまでの想定を超える火山灰が降る可能性があり、現在の想定は新規制基準に不適合だとして、審査をやり直すように命令した。

 規制は2018年に、鳥取県の大山の約8万円前の噴火の規模が、京都市内で25cmという知見が得られたので、これまでの想定10cmを大幅に上回ることが明らかになった。規制委員会は、福島第1原発事故後に導入された既存施設への基準適合要求制度による初めての変更命令として、関西電力に対して再審査申請を2019年12月27日までに提出するように命じた。