3・4全国集会に「原発ゼロ法案を実現しよう」と  3000人が参加

原発ゼロの未来へ3・4全国集会(主催:原発をなくす全国連絡会)には、福島県から250人、全国から3000人が参加しました。日比谷野外音楽堂での集会のあと、銀座通りをパレードし「原発ゼロ、再稼働反対」を訴えました。

 集会では、主催者を代表して小田川義和さん(全労連議長)が挨拶し、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)が発表した『原発ゼロ・自然エネルギー法案』に賛成し、実現に全力を尽くす」と表明しました。

 日本共産党の志位和夫委員長は、「原自連の基本法案は、運転している原発止め、再稼働は認めないという考え方が生きる方向で、野党共同提案としてまとめたい。みんなの力で実現しよう。」と呼びかけました。志位和男委員長の挨拶全文は、日本共産党のホームページを参照して下さい。

 こ集会のメインスピーカーとして発言した原自連の吉原毅さん(城南信用金庫顧問)は、原発ゼロの基本法案についてわかりやすく説明し、「電力会社もつぶれない、立地地域の経済も困らない、困るのは原発の利権にまみれた一部の人達だけ。基本法案の実現に向け世論を盛り上げましょう。」と訴えました。

 吉原会長のスピーチの要旨は、こちらから参照できます。

 福島県の現地からの特別発言に立った福島原発事故被害いわき市民訴訟原告団の団長であり、原発問題住民運動全国連絡会議の筆頭代表委員をつとめる伊東達也さんは「福島県民は、日本で最初に原発ゼロの県を実現するために頑張る。」と力を込めて訴えました。伊東達也さんのあいさつは、こちら を参照して下さい。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんは「国会では与党が多数をしめているが、原発ゼロ基本法案の実現を求める声を大きくあげることで、野党を後押ししよう。」と訴えました。

 さよなら原発1000万人アクションの井上敏広さんは、「私たちの運動で、いまの状況を変えよう。3月21日の代々木公園で開催される全国集会に参加しよう。」と力強く呼びかけました。

  さよなら原発3・21全国集会のビラは、こちらから参照できます。

 参加者は、好天に恵まれ、銀座までパレードしました。