放射能汚染処理の基準緩和に不安の声  原子力市民委員会がオンライン意見交換

 福島原発事故から10年が経過し「放射能汚染処理の基準が、次々と緩められているのではないか」との不安の声が出されています。一般廃棄物で処分され、汚染土壌を再利用する動きもでています。

 こういう状況のもとで、「脱原発社会」に向けて政策提言をすすめている原子力市民委員会(CCNE)の主催で、「原発ゼロ社会への道」をテーマに、オンライン意見交換会がおこなわれています。

 政府・自民党は、山菜やキノコなどに含まれる放射制物質の基準を緩和しようとしています。現在の基準値は、1kgあたり100ベクレルで、これを10~100倍に緩めることを検討しています。

「放射能汚染の処理は今」という、しんぶん赤旗の報道は(こちら)から参照できます。