東京電力が、究極の開き直り かながわ訴訟・東京高裁第7回弁論

 「支払った賠償金を原資に住宅を確保した時点で避難は終了している。賠償金は既に過払いだ。」 2021年7月16日に東京高裁で開かれた福島原発かながわ訴訟第7回口頭弁論後の進行協議で、被告東京電力は驚くべき主張を展開しました。東電側は、この主張を元にして、個別の原告ごとの立証をすすめるといいます。東京電力は、原告の心の生傷に塩をすり込むように、住宅確保、転勤、進学に伴う住居変更などを、「避難の終期と一方的に決めつけて、被害を否定する「究極の開き直り」とも言うべき主張をしています。

 かながわ訴訟第2陣は、9月3日に横浜地裁に提訴する方針です。

 福島原発かながわ訴訟第8回控訴審は、2021年10月8日(金)13時 東京高裁前集合で取り組まれます。大勢の皆さんの傍聴支援をお願いします。

 かながわ訴訟第8回控訴審案内ビラは、(こちら)から参照できます。

 かながわ訴訟原告団便り・原告意見陳述は、(こちら)から参照できます。

 かながわ訴訟弁護団意見陳述は、(こちら)から参照できます。

 テレビドキュメンタリー作品を観賞し話し合いましょう。

 「忘却に抗う」俳優 中村敦夫・原発への継承 8月28日 詳細は(こちら